フォト

レインボー・ホームの子供たち

  • 05 訪問2011/2
    レインボー・ホームで暮らす子供たちの写真です。
無料ブログはココログ

« ヒンドゥー教の大祭“マハ・クンブメーラ”   | トップページ | 「インド・コルカタふれあいの旅」体験記 2編  »

2013年1月23日 (水)

カルカッタへの旅

*2012年12月22日から29日まで マザーハウス施設でのボランティアと市内観光の旅*Photo 
出発前からマザーテレサについての本を数冊読んだり、少しの準備はしていたつもりでしたが、公害や生活環境のひどさは想像以上でした。
マザーテレサの施設でのボランティアを切に願っていた私ですが、頭で考えるようにはすいすい毎日行きませんでしたね。それでもマザーハウスの施設を訪問。マザーハウス(施設の本部)で朝早くボランティアに配られる朝食をいただいたときには、(内容は焼いてない食パン1-2切れと、チャイ、バナナ一本)パンをトースターで焼いてバターやジャムをつけてなんて、ぜいたくに思えました。 それでも心は穏やかでした。シスターの忙しさには頭が下がります。 次から次へとこまごまとした仕事があるようで。自分のことなど考えたられません。
2
Photo_2
今回ご紹介してくださった、井上さんにも頭が下がります。毎日の生活の大変さにボランティアを続けるのは、あまりにも過酷すぎるし、少しでも体験できたからなおさらそう感じました。死を待つ人の家では爪切りをしたのが印象に残っています。一番びっくりしたのは、生まれてから靴をはいたことがないのか、足の爪が、けもののようになっていました。何重も重なったつめが真っ黒になって真ん中からふくらでのびていた状態でした。どうしたらそこまでになるのか今は知りたいくらいです。
女性にクリームを塗ってあげたときは、もっときれいになりたいとほかの女性からも頼まれ、これは万国共通で女性はいつまでも若くきれいでいたいものなのだと、みんなと楽しく過ごせました。顔の生えっぱなしの毛を爪切りの先で切ってあげたときは、そのおばあちゃんは大喜びで、わたしをハグしてくれおおはしゃぎ。。同じ目線から同じ立場になることの大切さもわかりました。外国人だから、少し金持ちだからなど。。。。ここでは、そんな理由何の意味もないのです。そういうことはこれからの子供たちにも教えたいなぁと。。。。。地位や名誉。。。実際世の中を渡るのは甘くないですけど。。同じ女性ということだけで、ここまで楽しくすごせることは、予想外のよろこびでした。
Photo_3

自分の体が日に日に弱っていくのに気付いたのも、早々ない経験でした。マスクはしていましたが、空気を吸わないわけにはいかないので、目や鼻、呼吸器をすぐにやられてしまいます。出発前に、エコノミスト等の出す資料で、インドは40年後にはGDP世界一位となり人口も14億人を超え世界一となる。。。という記事を目にしましたが、最下層路上生活者の人たちが知識や将来の計画もなく子供だけどんどん増やしていくそして、またその子供たちも教育をまともに受けられない。。。犯罪、麻薬、売春も増える。負のスパイアルに陥るだけで、ここからどう抜け出すかが、あまりにも大きい課題です。無理に等しいでしょう。日本も一度貧困層に陥ると抜け出せない問題をかかえて大変なことになっていますよね。日本が豊かな国だから海外にボランティアに行っているなんて考えは、とんでもないことで、日本にもほかの国でも、同じようなことが起こっていると思います。個人的には人間の欲(GREED)のせいだと考えます。今回の旅の後には、自分もまだまだ物欲もあるし、快適な生活をたのしみたいけれど、分かち合い(Sharing)の大切さを思い出しながら、自分の身近なところで、(近所や家族に対し)小さなコルカッタを見つけていこうと認識しました。シスターの言葉ですが、わざわざコルカッタに来てボランティアや助けをしてくださるのは、大変うれしいけれど、あなたの身近にいる人たちに愛を注いでください。。。。と。。。。マザーテレサが残してくれた言葉です。私は宗教心もないけれど、マザーテレサの活動は国境や宗教を超えたすばらしいもので、世界中の人が賛同してくれると確信します。みなさんもカルカッタに行ったらぜひ足を運んでください。時間がなければ、MOTHERHOUSE内部の見学(マザーのお墓と使用していた部屋、小さな資料室)だけでも見る価値はあると思いますよ。(木曜日はクローズ、12:00から午後3:00までは休憩時間) *詳しい時間は再確認してください。貧困問題はあまりにも大きな課題ですが、まずは小さなことからはじめないといけないんですね。 今回の旅で、1っ歩でも進めた感じがしています。 
--------- 蔵五(ぞうご)みゆき ---------

追記:蔵五みゆきさんは、私・鈴木がカンボジアのシェムリアップで知り合った、旅の好きな女性です。途上国への旅ではカバンに衣類を詰め、貧しい人たちに配る、そんな人です。インド旅は2回目。今回はコルカタの街の大気汚染で喉を痛め、バラナシでは南京虫の被害にもあったとの事。本当にご苦労さまでした!。お大事に!。       鈴木春男

« ヒンドゥー教の大祭“マハ・クンブメーラ”   | トップページ | 「インド・コルカタふれあいの旅」体験記 2編  »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントありがとうございました。スタディツアーの方々は、それぞれいろいろな目的や思いがあり参加されるのでしょう。蛇口をひねれば水とお湯が出る。それをそのまま飲めるのがふつうだと思って育ってきた我々には、コルカッタでの体験一つ一つが貴重なものとなると信じています。あまりきばらずに頑張ってきてください。またその経験を日本に戻ってきてから活用してください。日本人に生まれたのはラッキーなことで、インド人の最下層に生まれたら???でもかならずしもそうでもないかな???豊かな暮らしをしていても、心が貧しい人はたくさんいますよね。参加者の人にその答えを自分なりに見つけてきてほしいです。

レインボー国際協会で事務局長を務めさせていただいております宮崎と申します。蔵五様のご感想、とてもうれしく拝見しました。
当協会では毎年スタディツアーを実施しておりますが、ご参加者ははじめてインドに行かれる方がほとんどです。皆様ご出発前は、コルカタの街やボランティア先が一体どんな様子なのか、とても不安に思われています。このような細かなご報告をいただき、大変助かりました。どうもありがとうございました。

「自分の身近なところで小さなコルカタを見つけて行こう」というお言葉・・・私も、まずは身内からと思って行動するように心がけたいと思います。世界中の人々が、自分の家族や両親、祖父母、隣近所の人たちにやさしく親身になって接することができたら、この世から「孤独」という言葉はなくなるのに・・・。なかなか難しい課題ですね。でも、いつも心に留めておこうと思います。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/553198/56603086

この記事へのトラックバック一覧です: カルカッタへの旅:

« ヒンドゥー教の大祭“マハ・クンブメーラ”   | トップページ | 「インド・コルカタふれあいの旅」体験記 2編  »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30